東京、15年。

結婚して10年、そこからの妊活と妊娠、出産について。

妊活するまでにたくさんのすれ違いがありました。

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DINKS(ディンクス)という言葉をご存知ですか。DINKSとは「Double Income No Kids」の略で、共働きで子どもを意識的に作らない、持たない夫婦、またその生活観のことを指します。うちも共働きで結婚から10年子どもを作らず、定義に合致する夫婦像だったのかなと思います。

前提として、DINKSの考えには肯定的な意見を持っています。子どもを作らないことを夫婦で認識合わせした上で2人で過ごすのはその夫婦の自由だと思いますし、身近にたくさんいてみな幸せそうです。身内からの圧力や周りの「結婚したら子どもを作るのが当たり前」的な風潮には正直ウンザリしていた身です。

ただ、うちは定義的にも端から見てもDINKS思考な2人だったのかも知れませんが、実はすれ違いの連続でした。僕は結婚してすぐに子どもが欲しかったけどそのときは妻が仕事を優先したいという考え、妻は30歳前の結婚3年目頃に子どもを欲しがったけどそのときは僕が仕事で忙しく、結局コミュニケーション不足で機会を逸しました。そしてそれぞれが30歳を超えたあたりからは、もう子どもについて会話することすらなくなりました。こうしたすれ違いや思考回避が連続し、気づけば10年が経っていました。

そんな中、コロナ禍でお互いがリモートワークになりコミュニケーションをとる機会が圧倒的に増えたのが妊活を始めたきっかけです。まさにコロナベイビー笑。外的要因の恩恵から受動的に始めた身で言うのもはばかられますが、人生プランについて夫婦でしっかり話し合うべきと思います。